飲み会が多い時期や、疲れなどからくる腰痛
年末や年始、また正月に親戚などが集まってお酒を飲む事が多くなってくると増える腰痛があります。
それは、肝臓からくる腰痛です。
「肝臓から???」
となる人も多いかもしれませんが、以外に多いのがこのケースです。
ご自分で確認する方法も解説いたしますのでお読みいただければと思います。
肝臓からなんで腰が痛くなるのか?
肝臓に限らず内蔵はプラモデルのようにどこかにハマっている訳ではありません。
では内臓はどうしてその場所にとどまっていられるのでしょうか?
それは膜によってその位置に留められております。膜も様々種類や呼び名があるので興味がある方は詳しく調べてみてください。
この膜が筋肉との膜ともつながっていて、肝臓が疲労したりすることにより重くなったりすることで筋肉もひっぱられてしまいます。
この結果腰痛が起ってしまうのです。
もちろん腰痛だけではなく、肩や首などに痛みが出てしまうこともあります。
どうやって判別するのか
まずはどの動作で痛みがでるのか、無理しない範囲で確認してみてください。
前屈をしたり、ひねったり、後ろに反らすなどしてみていただけると良いと思います。
痛みが出る動作を確認したら、ご自分の手の平で身体の前側で良いので肝臓のある位置に当ててください。
(右の肋骨下部に手を当てます)
そうしましたらその手を当てたまま、先程確認した痛みが出る動作を確認してみてください。
もしこれで痛みが無くなったり、減少した場合は肝臓が何かしら関係して痛みが出ているということになります。
どうしたら良いの?
とりあえず肝臓を休ませましょう。
休ませるといっても自動で常に働いてくれているので現実的に休ませるというのは難しいですが、余計な負担をかける事をまずはやめてみてください。絶対にしてほしくないのは薬でなんとかしようとすることです。これだけはやめてくださいね。
すごく気になる方はサプリなど購入して飲んでみても良いかもしれません。
ただ真っ先に行うのは、「負担をかけない生活をする」ということです。
当院では内臓にアプローチをする整体などもありますので気になる方はそちらも試してみていただけると良いかと思います。
まとめ
お酒だけが肝臓を疲れさせる原因ではありませんが、この時期は特に摂取する量が増えていまいますよね。
そしてお酒と一緒に脂っこいものやしょっぱいもの、またいつもよりも食事の量が多くなってしまうなどの傾向があると思います。
そういった事も原因になる場合があると知っていただいて、少しは身体をいたわっていただければと思います。

下田 純一

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